院長の白石一雅です。
当院ホームページにお越しいただきまして有難うございます。
私は大学卒業後麻酔科に入局し、麻酔科指導医・専門医として手術、ICU、ペインクリニック外来で診療してきました。麻酔科は全科と関係ありますので、それぞれの科の内容も勉強しつつ診療に携わってきました。
その中で、専門に細分化してしまった医療を総合的に診る立場にありつづけるのは麻酔科医であることに気づかされました。
いろいろな病気を持つ一人の患者さんを、それぞれの病気の問題点を把握しつつ全身管理することの重要性を麻酔やICUで診療することを通して痛感しました。 人体はバランスが大切なのです。 西洋医学を勉強しつつも、このことから東洋医学の良さに気付き、漢方薬を学び始め、東洋医学の専門医を取得しました。さらに幅広い知識や経験を求めて海外へ行くことを目指して外務省を受験しました。
外務省時代は医務官としてスリランカに駐在し、医療保険情報収集を行うとともに、コレラ、デング熱、フィラリアなどの熱帯病の診療も経験しました。また、在留邦人の日常の診察や邦人旅行者の治療にもあたりました。
この時の特殊な知識や経験により、熱帯病にも敏感になりました。
地球温暖化で近い将来日本は熱帯病に悩まされることになりそうです。この分野でも今後きっとお役に立つことがあるでしょう。
開業してからも「全身管理」という視点で診察しております。風邪などの急性疾患、生活習慣病、循環器系疾患、ぜんそくなどの呼吸器系疾患、花粉症をはじめとするアレルギー疾患、疼痛管理、不定愁訴など、複数の疾患を抱える患者さんを一部の疾患のみではなく全身管理という視点から治療にあたっております。
今後も常に新しい医療知識を習得し、プライマリーケアのできる「かかりつけ医」として地域のために尽くす所存です。 これまで以上のご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
院長経歴
早稲田大学理工学部機械工学科 卒業
ソニー株式会社 (1年間設計をしていた)
国立琉球大学医学部医学科 卒業
横浜市大麻酔科入局(手術麻酔・ペインクリニック・ICUの診療、漢方薬の勉強)
外務省 在スリランカ日本国大使館(一等書記官兼医務官。熱帯病、コレラ・デング熱などを経験した 爆弾テロも)
1999年開業
日本麻酔科学会元指導医
日本東洋医学会専門医
日本ペインクリニック学会会員
日本熱帯医学会会員
日本アレルギー学会会員
日本医師会認定産業医